2015.02.20更新

 こんにちは。日本橋総合法律事務所の弁護士日野修一です。

 

 最近テレビなどでよく芸人さんが使う「~あるある」という話ではありません。昨年からゴルフを始めたのですが、当然まだ初心者同然の下手くそです。ラウンドしててもミスが多く、「バンカーから打ったらグリーンの向こうのバンカーに入ってしまって・・・」というような話を経験者にすると、「あるある」と言われてしまいます。確かに、経験者にとってはそんなことしょっちゅう経験したり、見たり、聞いたりというありふれた話なのでしょうが、そういうミスに一喜一憂している段階の私としては、「あるある」ですまされるとなんだか寂しく感じてしまいます。「それは大変だったね」と親身に聞いて欲しい気持ちもあります。

 そんなことを考えていたときに、ふと自分自身を振り返りました。相談者から色んなお話を聞いたときに、「あるある」と(もちろんもっと丁寧な表現かとは思いますが)言ってないだろうかということです。弁護士にとってはよく聞く、何度も経験済みの相談事であったとしても、依頼者にとっては「あるある」の一言で済まされない重要な問題であるはずです。弁護士としてはよくあるケースだと感じても、依頼者は決して「あるある」と言われたいわけではないと思い至りました。これまでもそんなにひどい対応はしていないという自信はありますが、本当に親身になって、依頼者の立場に立って常に接していただろうかと反省するきっかけになりました。

 これからも「あるある」ではなく親身に、丁寧に接するよう心がけていきたいと感じた出来事でした。

 

日本橋総合法律事務所
弁護士日野修一
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投稿者: 弁護士日野修一

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